自民安倍・二階派が解散へ 裏金事件、残る3派の対応焦点

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  • 2024年1月20日
自民安倍・二階派が解散へ
裏金事件、残る3派の対応焦点

 自民党派閥の政治資金パーティー収入を巡る裏金化事件を受け、最大派閥・安倍派と第5派閥・二階派は19日、それぞれ解散する方針を決めた。岸田文雄首相(党総裁)が岸田派の解散を表明したのに続く動きで、残る3派の対応が焦点となる。

 安倍派は19日、党本部で臨時総会を開催し、座長の塩谷立元文部科学相、事務総長の高木毅前国対委員長、参院議員を束ねる世耕弘成前参院幹事長ら66人が出席した。同派が昨年12月に東京地検特捜部の強制捜査を受けて以降初めての総会で、塩谷氏が事件について説明した後、今後の対応を協議。多くの議員から解散を求める声が上がり、派の解散が決まった。

 塩谷氏は終了後の記者会見で「清和政策研究会(安倍派)の解消を決定した」と説明。「歴史を閉じるのは断腸の思いだが、新たなスタートのため、けじめを付けなければならない」と語った。「過去に何回か解散して復活した歴史がある」とも述べ、将来の再結集は否定しなかった。

 二階派も東京都内の派閥事務所で緊急総会を開き、会長の二階俊博元幹事長が「政治への信頼を取り戻すために志帥会(二階派)を解散する」と表明。出席者からは異論も出たが、最終的に了承された。

 首相はこれに先立ち、首相官邸で記者団に「政治の信頼回復のために宏池会(岸田派)を解散する」と明言。他派閥に関しては「申し上げる立場にはない」と言及を避けつつ、「派閥がカネやポストを求める場になっているとの疑念を払拭するため、政策集団のルールを考えていかなければならない」と強調した。

 首相は麻生、茂木両派をそれぞれ率いる麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長と党本部で個別に協議。関係者によると、岸田派の解散方針について説明したが、記者団には「政治刷新本部の今後の対応について意見交換した」と述べるにとどめた。

 麻生、茂木、森山各派内では派閥解消に慎重な意見が強い。麻生氏は19日、「所属議員とよく相談したい」とのコメントを発表した。茂木氏も記者団に「仲間とよく相談したい」と説明。森山派幹部は「様子を見る」と語った。ただ、3派内でも「全派閥が解消してしかるべきだ」(麻生派の岩屋毅元防衛相)との声が出ている。

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