金沢市で17日、能登半島地震の被災者を支援するボランティア活動が始まった。ホテルなどの宿泊施設に移動するまでの「1・5次避難所」に指定されたスポーツセンター内で、清掃作業などをした。
石川県は15日から、金沢市に住む人を対象に、1・5次避難所で清掃などを担うボランティアを募集。申し込みは同日中に募集人員の140人に達した。
「いしかわ総合スポーツセンター」ではこの日、高齢者らが寝泊まりするテントが並ぶメインアリーナで、ボランティアの男性らが床を拭いたり、ドアノブを除菌したりした。
参加した水戸雅之さん(66)は「避難した人から『ありがとう』と感謝された。早く現地に行って、応援したい気持ちが膨れ上がった」と話した。