新年に思う

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年1月12日
新年に思う

 2024年が始まってから早くも10日余り。元日に能登半島地震、2日に羽田空港の航空機衝突事故と続き、記者も正月休みを早々に切り上げ、新千歳空港で取材に追われた。地震の被害は今なお全容が見通せず、何ができるか考えるばかりで、日にちが過ぎるのがもどかしい。

 今年は辰(たつ)年。干支(えと)で唯一、架空の生き物で、縁起は良さそうだ。日経平均株価をひもとくと、辰年は干支の中で最も上昇率が高く、昇り竜が期待できる年回り。新型コロナウイルスが5類に移行して迎える初の年始、地域経済の本格的な反転攻勢を期待したい。

 次世代半導体製造ラピダスが千歳市で工場建設を進め、苫小牧市はソフトバンクの大型データセンター進出を控える。いずれも国家的なプロジェクトで、各団体や企業のトップらの新年あいさつなどを聞いていても、他の地域ではないような高揚感も伝わってくる。

 ただ、物流業をはじめ時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」はまさに今年。4月に働き方改革関連法の施行を控えるが、多様な業種で人手不足は深刻だ。地球温暖化の加速で脱炭素化の取り組みも待ったなし。好機と危機が表裏一体で訪れる中、時流に乗り遅れないよう、変革し続けたい。(金)

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