白老町町内会連合会(粂田正博会長)は5日、新年交礼会を町中央公民館講堂で開いた。粂田会長は「昨年の町長選と町議選で、まちは新たなリーダーを迎えた。みんなで心を一つにしてまちづくりを考えたい」と述べ、210人の参加者が町の発展を願い、新年の門出を祝った。
来賓の大塩英男町長は今年、町制施行70周年を迎えることに触れ「挑戦と前進をまちづくりのテーマとし、一層の発展に向けてさまざまな政策に全力で取り組む」と意欲を示した。この後、小西秀延町議会議長の音頭で祝杯を挙げた。
開幕時には、民族共生象徴空間(ウポポイ)を運営するアイヌ民族文化財団の伝統芸能課職員と白老アイヌ協会の会員によるムックリ(口琴)演奏も披露された。両団体が町連の新年交礼会に臨み、合同で伝統芸能を披露するのは初めてという。