コンクリート製造の日本ヒューム(東京)は5日、安平町追分弥生の「鋼商」の株式を取得し、連結子会社化したと発表した。鋼商は道内を拠点にヒューム管やコンクリート2次製品に必要な金属部材の加工・販売を行っている。
日本ヒュームは広報を通じて「両者が持つ人材と技術のシナジーを生かしてグループ企業間での共創を推進していく」とコメント。また「鋼商が担う地域におけるサプライチェーンの安定化に貢献することも目指している」としている。
日本ヒュームは1925年設立。2023年3月期の売上高は318億760万円で来年創業100周年を迎える。苫小牧市内にも営業所、製造工場を持つ。