昨年大みそかに生放送された第74回NHK紅白歌合戦の後半(午後9時から)の平均世帯視聴率は、関東地区が31・9%(前年比3・4ポイント減)、関西地区が32・5%(同4・2ポイント減)で、2部制に移行した1989年以降で最低となった。ビデオリサーチが2日、発表した。2021年のワースト記録(関東34・3%、関西35・0%)を更新した。
前半(午後7時20分から)も、関東29・0%(前年比2・2ポイント減)、関西27・5%(同2・7ポイント減)となり、過去最低だった06年などの関東30・6%、関西28・5%を下回った。
今回は、人気グループを抱える旧ジャニーズ事務所所属タレントの出演が年ぶりにゼロとなったこともあり、視聴率の行方が注目されていた。