官公庁や多くの企業が正月休みに入った29日、苫小牧市内の市場やスーパーなどの商業施設は、年末年始の料理食材を買い求める市民らで混雑している。
新年の到来まであと2日余りとなる中、海の駅ぷらっとみなと市場(港町)では、店頭に魚介類や青果などがずらりと並び、市内外からの買い物客でにぎわっている。
山本水産では「いらっしゃい」「新鮮だよ」などと店員の元気な声が響いた。山本英誠社長(53)は「1年を通じて忙しくさせてもらった」と笑顔を見せ「来年も多くのお客さんに利用してもらえるよう頑張りたい」と話していた。
市内会社員の山口一城さん(36)は絢城君(5)、梨里菜ちゃん(4)の子ども2人と訪れ、名古屋市の友人に海産物を送り、「楽しく過ごせた1年だった。来年は子どもたちともっと楽しいことができたら」と願った。
同市場は31日も午前7時~午後1時半に営業。年始は1月5日が初売りで、午前7時から営業する。