年越しへ食材準備 市場やスーパー買い物客どっと

  • 師走彩景, 特集
  • 2023年12月29日
年越しへ食材準備 市場やスーパー買い物客どっと

  官公庁や多くの企業が正月休みに入った29日、苫小牧市内の市場やスーパーなどの商業施設は、年末年始の料理食材を買い求める市民らで混雑している。

   新年の到来まであと2日余りとなる中、海の駅ぷらっとみなと市場(港町)では、店頭に魚介類や青果などがずらりと並び、市内外からの買い物客でにぎわっている。

   山本水産では「いらっしゃい」「新鮮だよ」などと店員の元気な声が響いた。山本英誠社長(53)は「1年を通じて忙しくさせてもらった」と笑顔を見せ「来年も多くのお客さんに利用してもらえるよう頑張りたい」と話していた。

   市内会社員の山口一城さん(36)は絢城君(5)、梨里菜ちゃん(4)の子ども2人と訪れ、名古屋市の友人に海産物を送り、「楽しく過ごせた1年だった。来年は子どもたちともっと楽しいことができたら」と願った。

   同市場は31日も午前7時~午後1時半に営業。年始は1月5日が初売りで、午前7時から営業する。

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