2023年も残りわずか―。年の瀬を迎え苫小牧市若草町の苫小牧郵便局では、年賀状の仕分け作業がピークを迎えている。
今年は職員とアルバイト総勢36人で、20日から昼夜交代制で郵送する地域ごとに分けた棚へ年賀状を振り分けている。
年賀状の9割以上は区分機で郵便番号や住所を読み取るが、文字を判別できないものや手の込んだ装飾が施されたものは、1枚1枚手作業で仕分けている。26日も職員らは宛名や宛先を入念にチェックしながら、素早い手つきで棚に差し入れていた。
同郵便局では、1月5日ごろまでに約300万枚の年賀状を扱う見込み。同局郵便部の高橋寿部長は「元旦に少しでも多く届けられるよう、一日も早い投函(とうかん)を」と呼び掛けていた。