9 ご当地ナンバーへの期待 物流拠点のまちPRを

  • 特集, 記者ノートから2023
  • 2023年12月23日
9 ご当地ナンバーへの期待 物流拠点のまちPRを

 千葉県に住む知人から「苫小牧(とまこまき)ナンバー見たよ」とラインでメッセージが届いた。読み方の誤りはともかく、今秋からの自分の勤務地を認知してもらえているのがうれしかった。

 先日、苫小牧自動車販売店協会を取材する機会があり、そこでご当地ナンバープレートの普及が話題になっていたのを思い出した。協会関係者は「まちのPRになる」と大きな期待を寄せており、私も後押ししたくなった。

 地方版図柄入りナンバープレートは「走る広告塔」と呼ばれ、観光資源を図柄にしたもの。地域の魅力を全国に発信することを目的とし2018年10月に交付を開始した。苫小牧市では20年5月から交付され、今年3月末時点で3万4000台以上。普及率は30%を超えている。

 苫小牧は道内の物流拠点。たくさんのトラックが連日フェリーに乗って、本州へ貨物を運搬しており苫小牧ナンバーは、地域のPRにも大いに貢献しているのではないだろうか。愛知県の尾張小牧と苫小牧は、初見の人には区別が難しい―という話を何度か耳にしたが苫小牧ナンバー運用開始から3年たち、少しは認知されてきたのではないか。

 北海道は「一極集中型」の都市構成で主要な行政機関や企業、学校、病院が政令都市である札幌に集積している。それも地方の深刻な過疎化を促した。人口を見ても1位の札幌196万人と2位以下(旭川32万人、函館24万人、苫小牧16万人)は大差がついている。これ以上地方の人口を減らさないためには札幌以外にもう一つ大きな都市をつくる必要がある。そのためには企業、学校、病院等が地方に立地してもらう他ない。物流、土地、気候には比較的恵まれて、知名度が少し上がった苫小牧を何とか道内第2の都市にできないだろうか。    (富樫陸)

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