白老町社会福祉協議会(山﨑宏一会長)は19日、町総合保健福祉センターで介護職員初任者研修修了式を行った。高校生4人を含む15~69歳の町民11人が9月11日から12月19日までの研修を終え、修了証を受け取った。
研修は通信、通学を合わせて45日間実施。福祉、保健、医療にまたがる講義のほか、ベッドメーキングや食事などの実技研修で介護職の基礎知識と技術を学んだ。感染症対策のため、事業所での実習は昨年に続き中止した。
修了式で山﨑会長は「身に付けた知識や技術を埋もれさせず、福祉業界や地域で生かして」と呼び掛け、一人一人に修了証を手渡した。
修了者は今後、知識と技術をさらに深める実務者研修の受講や別の介護資格取得を目指すほか、家庭や町内外の介護事業所の勤務で学びを生かしていく。