白老町は、町内にしかない風景やお気に入りの場所、暮らしの中の一こまなど町内で撮影した写真を対象としたフォトコンテストを実施している。町への移住定住と観光振興の連携を目的とした「しらおいファンづくり事業」の3年目の集大成として開催。写真を通じてまちの魅力を発掘、発信するとともに「ふるさと白老」のファンを増やす。応募は来年1月末まで。
胆振管内の中でも高齢化が著しい白老町は、若い世代の人材誘致による人口構造の若返りが喫緊の課題。町は交流人口からファンを創出し、その中の若い世代に定着を促す魅力ある子育て環境整備などを進める「しらおいファンクラブ」制度を創設した。
作品は未発表に限り、年齢、性別、居住地、プロ・アマチュア不問でスマートフォンで撮影した画像でも可。QRコードから特設サイトにアクセスし、ファンクラブに入会(無料)後、会員ページの専用フォームから応募する。
1人で複数応募できるが入賞は1人1回まで。また、立ち入り禁止区域で撮影したり、合成など著しい加工を施したりした作品は選外とするなどの規定がある。
入賞作品は最優秀賞、町長賞、プロカメラマン賞が各1点、優秀賞3点、入賞10点を予定している。審査員は大塩英男町長と町東町のカメラマン村上和義さん、札幌市在住のカメラマン長浜周作さん。来年3月1日に同コンテストのホームページ上で発表する。作品をパネルにして展示するほか、白老牛やたらこなどの賞品を用意するという。
問い合わせはしらおいファンクラブ事務局(町企画財政課内) 電話0144(82)2714。