夫婦殺人放火、被告に死刑求刑 当時19歳、「更生可能性ない」

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  • 2023年12月12日
夫婦殺人放火、被告に死刑求刑
当時19歳、「更生可能性ない」

 甲府市で2021年10月、夫婦が殺害され自宅が放火された事件で、殺人と現住建造物等放火などの罪に問われた無職遠藤裕喜被告(21)の裁判員裁判の論告求刑公判が11日、甲府地裁(三上潤裁判長)であった。検察側は「謝罪や反省がなく、更生の可能性はない」として死刑を求刑。弁護側は心神耗弱状態だったとして死刑回避を訴え結審した。判決は来年1月18日。

 遠藤被告は当時19歳で、改正少年法に基づき検察が「特定少年」として起訴後に実名を公表した全国初のケースだった。

 検察側は論告で、遠藤被告は夫婦の長女から交際を断られ逆恨みしたと指摘。夫婦殺害などを「生命を軽視し残虐」と非難した。果物ナイフを事前に用意するなど計画性が認められ、完全責任能力があるとした上で「年齢は死刑を回避する理由とはならない」とした。

 弁護側は被告には精神障害があり、当時は心神耗弱状態だったと主張。適切な治療や処遇で更生する可能性があると訴えた。  遠藤被告は初公判で一切発言せず、2回目の被告人質問で黙秘の理由を「社会に戻るつもりがないから」と説明していた。この日の最終意見陳述では、「控訴はしません」とだけ述べた。

 起訴状などによると、遠藤被告は21年10月12日未明、甲府市蓬沢の民家に侵入し、住人の男性会社員=当時(55)=と妻=同(50)=を刺殺。次女も襲撃し、室内に放火して全焼させたとされる。

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