今年6月にオープンから6周年を迎えた苫小牧市錦町の創作料理店。独自のメニューで非日常的なサービスをコンセプトとし、ナイフを入れると肉汁があふれ出る「極上ラムの手作りハンバーグ(180グラム)」(1870円)をお薦めのメニューに挙げる。
部位の配合にこだわった特注の新鮮なラム肉は脂が少なめ。焼き時間と同等の時間、余熱で火を通すことで、ふわっと軟らかいミディアムレアのハンバーグが仕上がる。
トリュフを含む芳醇(ほうじゅん)なオニオンベースのソースとの相性も抜群で、口に含むとラムの香りと調和する。赤ワインを飲み合わせたり、ライスと一緒に注文する客が多く、小杉佳紀店主によると、「あふれる肉汁とソースを混ぜ合わせ、バゲットと一緒に楽しむ常連さんもいる」という。
このほか、厳選した日本酒を取りそろえる同店看板メニューの「縞(しま)ホッケの燻製(くんせい)焼き(半身)」(968円)をはじめ、「グラタン」や「クリームニョッキ」といった季節物も薦めている。
落ち着いた空間でカウンター、テーブル席、掘りごたつなど計38席。
苫小牧市錦町1の5の15。営業時間は午後5時半~同11時(ラストオーダーはフードが午後10時、ドリンクは同10時半)。月曜定休。電話0144(82)8166。