白老町の町民文化団体ミュージックバスケットプロジェクトは、道内在住の音楽家3人のコンサート「クリスマスのふしぎなはこ」を17日午後2時から、町本町のしらおい創造空間「蔵」で開く。
2023年度の町みんなの基金事業の一環。
奏者は、伊達市と白老町に居住する作曲家でピアニストの太田亜紀子さん、安平町出身で札幌市を拠点に活動するソプラノ歌手の根深夏さん、南米民族楽器奏者の福井岳郎さん。
根深さんが児童に人気の絵本「クリスマスのふしぎなはこ」の主人公の少年に扮し、音楽劇を披露するほか、クリスマスにちなんだ曲を演奏する。町内では2月にも3人の音楽会が催されたが、音楽劇が披露されるのは初めて。
劇の主人公は、クリスマスが待ち遠しい少年。床下で見つけた不思議な箱を開けると、サンタクロースがプレゼントを抱えて出発準備を進めていた―という物語。21年12月に上川管内中川町で初公演して以来、札幌市など7カ所の公演で計500人を動員したという。
主催団体のメンバーは「赤ちゃんからお年寄りまでクリスマスがもっと大好きになるコンサート。ぜひ多くの方に鑑賞してほしい」と来場を呼び掛けている。
チケットは大人1000円、中学生以下500円。問い合わせは山崎さん 携帯電話090(5951)0319またはメールアドレス(musicbasket.pjt@gmail.com)。