新たなターゲット「ヒラメ」 一本防波堤2023シーズン フクラギは延べ3桁

  • 釣り
  • 2023年12月7日
今季めざましい釣果が上がったヒラメ(協会提供)
今季めざましい釣果が上がったヒラメ(協会提供)
62センチのハマチ。力強い手応えが青物の魅力だ(同)
62センチのハマチ。力強い手応えが青物の魅力だ(同)
連発した40~50センチ級の大型クロゾイとサクラマス(同)
連発した40~50センチ級の大型クロゾイとサクラマス(同)

 有料開放2年目を10月に無事終えた苫小牧港・東港の有料釣り施設、通称「一本防波堤」。シーズンを総括すると、サクラマスはいまひとつだったものの、昨季はまれだったヒラメの実績を夏から秋にかけて積み上げた。釣り場の魅力と可能性を広げた。

 今季の話題はやはりヒラメ。釣り施設を運営する、苫小牧港釣り文化振興協会(明村亨会長)のまとめによると、昨季3匹の釣果だったのが、今季は7月30日から10月7日まで毎週上がり、延べ18匹を確認した。最大は57センチ。ほとんどがルアー(メタルジグなど)を遠投してキャッチした。

 以前から海岸でサクラマス狙いのルアーにまれにヒットすると知られてはいたが、狙って釣る対象ではなかった。「ヒラメがいるとアングラーの話題になり、狙う人が増えたのも要因の一つ」と森田忠志業務執行理事はみている。

 投げ釣りでは、人気魚種のクロガシラがスタッフ確認分で延べ180匹。ほかにマガレイ、イシモチ、ソウハチ、マツカワが上がった。ただし、ファン憧れのゴーマル(50センチ)超の座布団級は見られず、45センチがクロガシラの最大だった。

 根魚はビッグサイズが連発。6月には40~50センチ級のソイが2組で5匹、1時間半の間にサクラマスとともに釣れスタッフも仰天。「この時はベイト(餌)の小魚が寄っていた。タイミングが合えば大物釣りが楽しめる」と明村会長。秋は50センチ級アブラコのほか、今季もトウベツカジカの数釣りとなった。

 青物ではフクラギが110匹以上釣れて好調だった。最大はハマチ級の62センチ。サバは小から40センチ級まで、数を把握するのが困難なほど、こませを使ったサビキ仕掛けとルアーで釣れた。

 同協会によると、今季の入港者(土日・祝日)は昨季の2830人を上回る3019人。千歳を含む札幌圏が1955人を数えた。同協会は「家族連れ、女性グループの来場が増えている」とみており、トイレの完備や釣り場スタッフの常駐、救命艇の配置などが初心者を含む幅広い愛好者の支持につながっている。

 来季の開放開始は4月の見通しだ。

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