早来学園の取り組み公開 はやきたスタディFES  安平

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  • 2023年12月2日
早来学園の取り組み公開 はやきたスタディFES  安平

 安平町早来地区にある小中一貫の義務教育学校「早来学園」(山田誠一校長)は1日、公開研究会と地域公開日を兼ねた「2023はやきたスタディFES」を初めて開いた。道内外の教育関係者や地域住民ら約370人が参加し、同校が展開する教育の取り組みを公開授業などを通して理解し、今後の参考にしていた。

 同校は今春開校し、1~6年生の教室は従来よりもスペースを確保したほか、黒板に代わって前と後ろにスライド投影ができるホワイトボードを設置し、「正面がない教室」をうたっている。中学年代に当たる7~9年生はホームルームを特定せず、教科ごとに教室を移動する仕組みで、発達段階に合わせて教室を有効に活用できる。

 スタディFESは学習環境や教育内容を知ってもらう目的で企画し、研究主題を「学びの環境を生かした対話的な学びの実現」とし、公開授業、分科会、全体会を実施した。

 公開授業で前期課程(小学年代)は、前側のホワイトボードに投影した映像を手元のタブレットでも見ることができるようにし、児童がグループになって自分の考えを伝えたり友達の考えと比較したりしながら、協働して課題を解決していく姿を披露した。8年生(中学2年相当)の社会科は複数のホワイトボードをフル活用したグループワークを繰り広げた。各グループは出た意見を次々にホワイトボードに書き込み、共通認識をしながら考えを深めていた。参加者は「ICT(情報通信技術)やホワイトボードを最大限に活用した学習環境だ」と目を見張っていた。

 全体会では、町教育委員会の種田直章教育長が、追分地区でも将来的に義務教育学校の構想があることに触れ、「早来学園が先進事例になれば」と期待。町教委の関係者が、胆振東部地震の復興のシンボルとなる早来学園が開校するまでの背景や同校で力を入れている「ふるさと学習」について説明した。

 昼食時は豚丼やホットドッグなどのキッチンカーが駆け付け、参加者に出来たての料理を提供した。

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