白老町と札幌市の総合型地域スポーツクラブ「サフィルヴァ」(豊川大地代表)は24日、町内の竹浦小学校で児童向けスポーツ教室「サフィルヴァ白老マルチスクール」の初回を開いた。毎週金曜の夕方以降に町内4校を巡回して開講することでスポーツに触れる機会の格差をなくし、体を動かすことが好きな子どもたちを町全体で増やしていきたい考えだ。町は8月30日付で同クラブと包括連携協定を締結しており、教室の開講は初の取り組み。
子どもたち7人が町地域おこし協力隊員の小箱駿太さん(29)らの指導でハンドボールやフットサルなどを体験した。ボールに親しむことを重視した指導で、小箱さんは「気軽に気楽に参加してもらうことで、スポーツを好きになってもらいたい」と狙いを語る。会場を訪れた豊川代表も「子どもの才能、可能性を見つけ、得意を伸ばす場を提供したい」と話した。
同教室は月額100円で複数のスポーツを体験できる。小学生は毎週金曜午後5時~同7時。12月1日は白老小、8日は虎杖小、15日は萩野小の各体育館で開く。幼児は隔週木曜の午後3時から、町総合体育館で開く。QRコードから参加児童の名前や学年など必要事項を記入して申し込む。