アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は15日、苫小牧市のネピアアイスアリーナで大人の初心者向けスクール「第17回 魁!城野塾night」を開いた。スケートの滑走がほぼ未経験な人など初心者の「ひよこ組」と中上級者の「わし組」の2グループが1時間30分、夢中でパックを追い掛けて汗を流した。
前身の王子イーグルス時代に監督を務めた城野正樹チーフマネジャーや2019年に現役を退いた髙田航太マネジャー、現役選手のFW彦坂優、柴田嗣斗、小林斗威、DF青山大基が競技の基本や技術を指南。ひよこ組はハンドリングやシュート、わし組はパスを交えた実戦向けの練習を行い、それぞれ最後にゲーム形式のメニューで成果を確認した。
市内本幸町の後藤恭子さん(55)は3回目の参加。「氷の上にスケートで立つところからスタートした。スタッフや選手の皆さんも優しくフォローしてくれるので、とても楽しい」とほほえんだ。
城野塾はアイスホッケーの楽しさや難しさを体験し、基本スキルを身に付けることで、競技への関心を高めようと22年から継続的に実施。防具やスケートを所持していない場合はレンタルも可能。