白老町町内会連合会(町連)は13日、手縫いの雑巾100枚を町内の保育園と認定こども園5施設に寄贈した。吉岡喜代子副会長と野田準子女性部長が町役場を訪れ、大塩英男町長に手渡した。
町連は30年以上、保育園の要望に応じて日用品を手作りし、ティッシュボックスやパッチワーク仕立てのタオルハンガー、牛乳パック製のおもちゃなどを各園に贈ってきた。近年は園児が掃除を手伝う時などに使う雑巾の希望が多く、今年も10月1日に各地域の会員約30人が萩野生活館に集まり、1枚ずつ愛情を込め、丁寧に縫い上げた。子どもたちに喜んで使ってもらえるよう、生地も動物柄や明るい色を選んだ。
野田部長は「雑巾以外の要望があれば各園の相談に応じたい」と話し、大塩町長は「今年も心温まる贈り物でありがたい」と感謝した。