今年秋の叙勲で旭日双光章(社会福祉功労)を受章した白老町竹浦の堂前文男さん(74)が13日、町役場を訪れ、大塩英男町長に受章を報告した。堂前さんは「皆さまの力添えできょうまで働くことができた。今後もできる範囲で仕事をしていきたい」と話し、大塩町長がねぎらいの言葉を送った。
堂前さんは1972年3月に北星学園大文学部を卒業後、札幌第一病院で医療ソーシャルワーカーとして勤務。74年4月に町内の社会福祉法人天寿会に転職し、現在まで現場職員として勤務する傍ら、北海道身体障害者福祉協会など関連団体で要職を歴任した。
7日に札幌市で行われた伝達式には夫婦で出席。堂前さんは「厳粛な雰囲気の中で緊張した」と話し、大塩町長は「引き続き町の福祉のために尽力を」と祝福した。