登別市登別本町2の「知里幸恵 銀のしずく記念館」は19、27日に同館で開く学習会の参加者を募集している。いずれも参加費100円で入館料は無料。前日までに予約が必要。
19日は午前10時半から、幸恵の著書「アイヌ神謡集」刊行100年を記念した企画関連学習会「ひとりのアイヌのはなし」を開催。白老アイヌ協会の八幡巴絵さんが、アイヌ民族への帰属意識や伝承活動を始めてから目の当たりにしたさまざまな課題について語る。定員15人。
27日は午後4時半から、同館ボランティアの矢崎春奈さんを講師に迎えた「ノチウ(星)のはなし」。プラネタリウムを見ながら、天の川(ペッノカ)やカシオペア座(ヤシヤノカノチウ=引き網をしている星)、オリオン座の三ツ星などにまつわる物語を紹介する。定員10人で親子連れ歓迎。
同館は午前9時半~午後4時半(受け付けは同4時まで)。火曜休館。予約、問い合わせは同館 電話0143(83)5666。