安平町追分柏が丘にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」に11日、恐竜ファンに絶大な人気を誇る肉食恐竜「ティラノサウルス・スコッティ」の全身復元骨格(レプリカ)が登場した。全長約12・5メートルと巨大で、迫力満点。26日まで施設内に展示し、来場者を出迎える。12日にはむかわ町の特産品や恐竜グッズの販売、化石クリーニングの体験ができる「むかわフェア」も開催された。
安平、むかわ両町の地域資源を使ったタイアップ企画で、3回目。展示するティラノサウルスの標本は、むかわ町の穂別博物館に所蔵される世界で3体しかない全身復元骨格の貴重な一体。
初日は小さな子どもを連れた家族連れが多数来場。力強い雄姿をスマートフォンに収めていた。
千歳市から家族4人で訪れた溝口正弘さん(66)は「孫が恐竜やSL(蒸気機関車)が好き。初めて見るが、どっちも迫力があっていいね」と目を丸くしていた。
むかわフェアは23日にも開かれ、同日は恐竜たい焼きでおなじみの「いっぷく堂」(町美幸)が出店する。