白老町教育委員会は11日、町内の中学3年生を対象に学習支援講座「白老寺子屋」を町東町の北海道栄高校駅前スクールで開講した。高校受験を控える生徒たちが、真剣な表情で学んでいる。
講座は、受験生への学力向上支援策として2016年度から同高校の協力を得て毎年実施している。
指導するのは数学と英語で、各教科に学習の定着を目指した「基本コース」と高校入試によく出るテーマを重点的に指導する「対策コース」がある。生徒がコースを選択でき、同高校の教員が指導する。期間は来年2月24日までの計6回。受講は無料で、テキスト代の1420円は受講者が負担する。
今年度は白老中学校から3人、白翔中学校から5人の計8人が受講。それぞれコース別の教室に分かれ、用意されたテキストに沿って学び、小まめにノートを取る姿も見られた。町教委は「2回目からの受講も可能なので、ぜひ参加して自分に合った学習を」と話している。
問い合わせは町教委学校教育課 電話0144(85)2022。