白老町は4、5両日、東京都渋谷区千駄ケ谷の百貨店「新宿高島屋」で町のグルメや観光資源などの魅力、民族共生象徴空間(ウポポイ)をPRするイベントを開いた。2日間で延べ約6000人が来場し、同町の魅力に触れた。
都内でのPRイベント開催は3年連続。
初日は大塩英男町長があいさつ。町、観光協会、白老アイヌ協会、アイヌ民族文化財団から計11人が出向き、アイヌ古式舞踊の披露や工芸品制作、民族衣装試着の体験などを行った。
来場者とスタッフが一緒にヤイサマネナ(自分の心を述べる歌=叙情歌)を歌い踊り、白老独自のアイヌ文化に親しむひとときもあった。