厚真町新町の厚真神社で飲食物や雑貨などの出店が並ぶ「鎮守の杜(もり)マルシェ」(同実行委員会主催)が5日、境内で開かれた。秋晴れの空の下、町内外から家族連れなどが訪れ、食事やけん玉、木の棒を投げてピンを倒す「モルック」の体験などを通してイベントを楽しんだ。
昨年から夏と秋に行っており、今回で4回目。
飲食では出来たての豚串弁当や唐揚げ、ホットドッグ、カレーライス、パンやスイーツなどを提供し、昼食時に味わう家族連れでにぎわった。厚真けん玉クラブによるワークショップのブースでは、通常より大きかったり玉が10個連なったりしたオリジナルのけん玉が並び、来場者の好奇心をくすぐった。町の公営塾「よりみち学舎」によるモルック体験やターザンロープは子どもたちに好評だった。
町新町の40代男性は「秋の紅葉を見ながら、おいしい料理やけん玉を楽しめてよかった」と話していた。
イチゴ、サツマイモ、玉ネギなど旬の農産物の販売もあり、買い求める人たちでにぎわっていた。