白老町の子どもたちや親子連れにアイヌ民族の昔遊びを体験してもらう催しが3日、町子育てふれあいセンター(すくすく3・9)で開かれた。町内の活動団体ポロトの森フィールドミュージアムを考える会とNPOウレシパの杜が主催し、約60人が集まった。
アイヌ文化にちなむ観光ガイド「ネプキ」を手掛ける平取町の山田桜子代表(29)と結城陸さん(23)は、木の棒と輪をひもでつなぎ、けん玉のようにして遊ぶウコ・カリプ・カチュ(輪突き遊び)を紹介。身近なものを使って遊びが生まれる楽しさを伝えた。
家族4人で参加した白老小学校5年の渡辺萌々子さん(11)は「ものづくりが好きなので、他にどんなものを使って遊びができるか興味を持った」と話していた。