子ども食堂で役立てて 白老LCが3万円寄付

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  • 2024年11月27日
子ども食堂で役立てて 白老LCが3万円寄付

  白老ライオンズクラブ(LC、吉谷一孝会長)は25日、子ども食堂への支援金3万円を白老ふれあい食堂実行委員会(井原美智子代表)に寄付した。LC会員で谷野電設会長の谷野文明さん(85)が子ども食堂の活動を知り、クラブとしての支援を提案した。

   同LC事務局がある町大町の白老経済センターで、吉谷会長が井原代表(70)に手渡した。吉谷会長は「子どもたちのために使って」と話し、井原代表は「支援は心強く、励みとして頑張っていきたい」と感謝した。

   同実行委は、川沿にある福祉施設を間借りし、町民有志が2018年に始めた「白老ふれあい食堂ウタル」を運営している。ウタルはアイヌ語で「仲間」の意。町民らの善意や食料支援を受けて運営し、子どもから単身高齢者まで幅広い世代が利用。子ども食堂としては4~18歳の約20人に対応しているという。

   井原代表の夫でLC会員の正樹さん(73)は「近年は野菜の高騰もあるが、支援によって育ち盛りの子どもたちにおいしい食事が提供できる」と笑顔を見せた。

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