安平町追分本町のコミュニティースペース「ENTRANCE(エントランス)」で23日、子どもが興味関心のあることに基づいてプロジェクトを企画し、実行する「ワクワク研究所」(町教育委員会主催)の第8期が始まった。町内の小中学生13人が参加し、スタッフと話しながら、自分がやりたいことを考えた。
さまざまな学びを挑戦につなげる「あびら教育プラン」の一環として、町教委が全国の地方を中心に事業を展開するまちづくり会社「FoundingBase」(ファウンディングベース、本社東京)に委託し、2022年から取り組む事業。参加者は自分でプロジェクトを考え、実現に向けて約3カ月間、企画の立案や資金集めなどに取り組む。活動内容は25年3月22日、同スペースで発表する。
初回、子どもたちは自分の興味や関心のあること、実施したいプロジェクトなどを紙に書いた。早来学園7年(中学1年相当)の中山敬太さん(12)は「木材を使ってボールを転がすゲームを作りたい」と話していた。