移住して間もない世帯を対象とした「白老風移住者交流会」が24日、白老町大町の書店またたび文庫で開かれた。今年移住した6人が参加し、町の魅力や行きたい場所などについて、語り合って交流した。
町と町内の民間団体による共同組織「しらおい移住・滞在交流促進協議会」(会長・清水尚昭白老町商工会会長)が主催した。昨年11月に初開催し、2回目の今回は「移住生活後のお悩み相談会」をテーマとした。
清水会長は「多くの人と知り合うことが大事。夢を持って移住した人は、1人にならず、人とのつながりをいっぱいつくって」とあいさつ。続いて、東京から移住した同書店の店主羽地夕夏さん(26)が白老への移住を決めた理由を講話した。
参加者は、看護師や庭師、酪農家、銀行員などそれぞれ職業が違い、白老の人や食、温泉の魅力などについて熱心に語り合った。お薦めの歯科医やパン店、美容室などについてもやりとりしていた。
交流会の担当者は「移住後の不安を解消する交流会を今後も開催していけたら」と話している。