まちづくりプロジェクト来年度始動 子育て世代の移住推進 学校の魅力化など目指す 安平町 新規メンバー募集

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  • 2024年11月22日
まちづくりプロジェクト来年度始動 子育て世代の移住推進 学校の魅力化など目指す 安平町 新規メンバー募集

 安平町は2025年度、教育の魅力を高め、子育て世代の移住を推進する「こどもにやさしいまちづくりプロジェクト」を進める。学校の魅力化や社会課題の解決などに、プロジェクトチームを組織して取り組んでいく。メンバーのうち9人は公募で年内に決め、25年度から活動を始める。

 同プロジェクトは、地域や自身の課題・困難に対し、他者と協議して自力で道を切り開く人材を増やすこと、また、その力を身に付ける機会をつくることを目的に町教育委員会が考案した。

 目標は「町立学校の魅力化」「社会課題解決へ向けた民間活力および住民主体による取り組み」など6項目。目指す成果は「『子どもが育つまち』の実現」とし、「暮らしやすいまち、暮らし続けるまちを主体的につくる大人が増える」「公教育の魅力が高まり、町全体で子育て世代の移住と出生数を増やす」「公教育が充実し、自分らしく生きる町民が増え、福祉サービスが減収する」を挙げている。

 同町は、まちづくりの最優先政策分野に「教育と子育て」を据え、公私連携幼保連携型認定こども園や小中一貫義務教育学校の早来学園の設置、多様な学びを挑戦につなげる「あびら教育プラン」を推進し、道内外の子育て世帯から注目を集めている。一方、人口が早来地区に集中し、追分地区では減少するという不均衡な状況にある。千歳市で工場の建設が進む次世代半導体製造ラピダス(東京)や外国籍移住者の増加など外的要因を踏まえ、教育長直下のプロジェクトが必要と判断した。

 プロジェクトチームのメンバーは、公募で決める地域プロジェクトマネジャー(=リーダー、1人)、任期付き職員(2人)、地域おこし協力隊(6人)のほか、町職員、外部協力者などで構成。子どももまちづくりの主体に位置付ける「子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)」の理念を基に、地域や学校と連携しながら業務を推進する。

 メンバーの募集については16日に現地説明会を開き、道内外から参加した7人を町内の教育施設などに案内した。町教委によると、教育に関わる地域おこし協力隊員から話を聞く参加者から、活動への意欲が伝わってきたという。

 希望者は、町ホームページから専用フォームで名前や住所、電話番号などを入力して申し込む。12月に1次、2次試験を行い、同月26日に最終結果を通知。採用者には25年4月1日に辞令交付する。

 問い合わせは町教委学校教育グループ 電話0145(29)7036、メールアドレスkosodate-tantou@town.abira.lg.jp

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