高木「強い気持ちで」 W杯、長野で開幕 スピードスケート

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  • 2024年11月22日
高木「強い気持ちで」 W杯、長野で開幕 スピードスケート

  スピードスケートのワールドカップ(W杯)は22日に開幕し、長野市のエムウェーブで今季第1戦が行われる。欧州などの強豪も本腰を入れてくるであろう五輪のプレシーズン。女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)は「強い気持ちで戦いたい」と力を込める。

   30歳で迎えた今季は、より効率的に力を伝えられる滑走姿勢を突き詰める。W杯の個人種目は通算29勝。清水宏保と小平奈緒が持つ日本勢最多の通算34勝も視野に入る。

   男子は500メートルでメダル獲得が期待される。昨季W杯で種目別優勝した森重航(オカモトグループ)は「体は結構仕上がっている」と手応えを感じつつ、ブレード(刃)を試行錯誤している段階。早いうちにいい感触をつかみたい。腰椎骨折から復帰した新濱立也(高崎健康福祉大職)は1000メートルでも活躍が望める。

   女子の堀川桃香(富士急)、吉田雪乃(寿広)らは昨季中盤以降、連戦の疲労もあって記録が伸びなかった。来年3月の世界距離別選手権(ノルウェー・ハーマル)に向け、調整方法にも気を配りたい。

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