厚真町商工会青年部(黒崎靖広部長)は9月28日、町本郷のあつまスタードームで苫東・あつまスポーツ大会を開いた。町内の立地企業などから10チーム69人が参加。フィンランド発祥のスポーツ「モルック」で順位を競いながら、交流を深めた。
モルックは、木の棒を投げて1~12の数字が書かれたピンを倒し、先に50点に達したチームが勝つスポーツ。5チームが2ブロックに分かれてリーグ戦を行い、同じ順位同士のチームが対決した。
昨年に続いてモルックに挑んだ苫東コールセンター(町浜厚真)の従業員、佐々木厚弥さん(47)は「難しいけどめちゃくちゃ盛り上がった。モルックは初めての人でも楽しめる」と笑顔を見せた。
同大会は毎年、ソフトボールで交流してきたが、2018年の胆振東部地震や20年からのコロナ禍で中止が続き、再開した昨年からはけがのリスクなどを考慮し、モルックを採用している。