秋季室支部予選 駒大苫、室栄に快勝 道栄、ブロック準決勝進出 高校野球

  • スポーツ, 野球
  • 2024年9月30日
Aブロック2回戦〔駒大苫―室栄〕駒大苫2回坂本の右犠飛で三走の勝が生還し4点目を挙げる=30日、とましんスタジアム
Aブロック2回戦〔駒大苫―室栄〕駒大苫2回坂本の右犠飛で三走の勝が生還し4点目を挙げる=30日、とましんスタジアム
Aブロック2回戦〔道栄―苫工〕道栄2回2死二塁で葛野が左中間へ三塁打を放つ=29日、とましんスタジアム
Aブロック2回戦〔道栄―苫工〕道栄2回2死二塁で葛野が左中間へ三塁打を放つ=29日、とましんスタジアム

  第77回秋季北海道高校野球大会室蘭支部予選は3日目の30日、とましんスタジアム(苫小牧市)でAブロック2回戦1試合が行われ、駒大苫小牧が室蘭栄を10―1の七回コールドで下し、4強入りを決めた。また、29日の同ブロック2回戦は北海道栄が苫小牧工業を8―3で破り、ブロック準決勝に進出。28日の同ブロック1回戦で苫小牧南は伊達開来に3―10でコールド負けした。

  30日

   【Aブロック】

   ▽2回戦

  駒大苫小牧

  2300500-10

  0000100-1

  室蘭栄

  (七回コールド)

  (駒)許、村田―渡邊羚

  (室)竹岡、佐々木、笹木佐渡、豊嶋―住吉

  ▽三塁打 鈴木(駒)

  ▽二塁打 浅野(駒)住吉(室)

  29日

  苫小牧工業

  000002001-3

  13020110X-8

  北海道栄

  (苫)大島、漆沢、坂野―渡邊

  (北)日野、川端―成田

  ▽三塁打 葛野(北)

  ▽二塁打 伊勢(苫)蝦名、葛野(北)

  苫工、初戦敗退

  この夏の支部代表だった苫工が初戦で道栄に3―8で大敗した。平山監督は「圧倒的力負け。守備力を含めてまだぜい弱で、選手が体をつくる。秋、冬そこから始めないと」と語った。秋季全道大会は駒大苫が平成期に優勝5回、苫工は昭和期までに第8回大会の初優勝を皮切りに3回制しており駒大苫に次ぐ。古豪一転の再起はなるか―。新チームで主将となった捕手の渡邊は敗退後、「負けて対戦相手に学ぶところがあった。3年生がしっかりやっていたことを上回らないといけない」と危機感をあらわにし、「つなげる打線とか、自分たちの野球をつくっていく」と闘志を燃やしていた。

  登別青嶺

  100001-2

  001902X-12

  静  内

  (六回コールド)

  (登)相内―土門

  (静)三浦、矢野―佐々木

  ▽三塁打 佐々木(静)

  ▽二塁打 相内(登)三浦2(静)

  28日

  苫小牧南

  00003000―3

  03102301―10

  伊達開来

  (八回コールド)

  (苫)上原、野澤―會田

  (伊)出村、成田―鈴木

  ▽三塁打 田仲(伊)

  ▽二塁打 浅野2、田仲(伊)

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