第77回秋季北海道高校野球大会室蘭支部予選は3日目の30日、とましんスタジアム(苫小牧市)でAブロック2回戦1試合が行われ、駒大苫小牧が室蘭栄を10―1の七回コールドで下し、4強入りを決めた。また、29日の同ブロック2回戦は北海道栄が苫小牧工業を8―3で破り、ブロック準決勝に進出。28日の同ブロック1回戦で苫小牧南は伊達開来に3―10でコールド負けした。
30日
【Aブロック】
▽2回戦
駒大苫小牧
2300500-10
0000100-1
室蘭栄
(七回コールド)
(駒)許、村田―渡邊羚
(室)竹岡、佐々木、笹木佐渡、豊嶋―住吉
▽三塁打 鈴木(駒)
▽二塁打 浅野(駒)住吉(室)
29日
苫小牧工業
000002001-3
13020110X-8
北海道栄
(苫)大島、漆沢、坂野―渡邊
(北)日野、川端―成田
▽三塁打 葛野(北)
▽二塁打 伊勢(苫)蝦名、葛野(北)
苫工、初戦敗退
この夏の支部代表だった苫工が初戦で道栄に3―8で大敗した。平山監督は「圧倒的力負け。守備力を含めてまだぜい弱で、選手が体をつくる。秋、冬そこから始めないと」と語った。秋季全道大会は駒大苫が平成期に優勝5回、苫工は昭和期までに第8回大会の初優勝を皮切りに3回制しており駒大苫に次ぐ。古豪一転の再起はなるか―。新チームで主将となった捕手の渡邊は敗退後、「負けて対戦相手に学ぶところがあった。3年生がしっかりやっていたことを上回らないといけない」と危機感をあらわにし、「つなげる打線とか、自分たちの野球をつくっていく」と闘志を燃やしていた。
登別青嶺
100001-2
001902X-12
静 内
(六回コールド)
(登)相内―土門
(静)三浦、矢野―佐々木
▽三塁打 佐々木(静)
▽二塁打 相内(登)三浦2(静)
28日
苫小牧南
00003000―3
03102301―10
伊達開来
(八回コールド)
(苫)上原、野澤―會田
(伊)出村、成田―鈴木
▽三塁打 田仲(伊)
▽二塁打 浅野2、田仲(伊)