白老八幡神社(鈴木琢磨宮司)例大祭のフィナーレを飾る「YOSAKOI大乱舞IN白老」が29日、同神社や隣接する町中央公民館、町役場駐車場の3カ所で行われた。全道各地から集まった約3100人の踊り子たちが正午から午後7時ごろにかけて、ヨサコイの華麗な舞を繰り広げ、商店街を熱気に包んだ。
札幌や苫小牧、千歳、登別市など各地から過去最多の61チームが出演。6月に札幌市内で開催された「第33回YOSAKOIソーラン祭り」の入賞チームも勢ぞろいし、華やかな衣装で気迫と躍動感あふれる舞いを披露し、応援に駆け付けた沿道の町民らを魅了した。
チームや踊り子らにとっては「年内最後の舞台」として活動の締めくくりとなる位置付けで、力が入るという。フィナーレは複数チームの踊り子たちに、くぎ付けになって観覧していた町民らも加わって一緒に踊り、拍手喝采を浴びた。
ヨサコイは、例大祭(27~29日)のメインイベント。例年はJR白老駅の交差点付近から町役場前まで約400メートル区間の通りを車両通行止めにし、会場としていたが、今年は神社前の踏切工事のため会場を変更した。踏切は現在復旧している。