白老町の本屋さん「またたび文庫」は、店頭に並ぶ本から感じる独特のわくわくを求めて思わず立ち寄ってしまう大好きな空間です。文化拠点でもあり、当芸術際の二つの企画展示を行っています。
一つ目は、昨年に続き参加2年目の町竹浦在住、田湯加那子さんの「No Message(ノー・メッセージ)」。田湯さんが毎日休まず描く抽象画の数々が並んでいます。スケッチブックや本など、あらゆる紙媒体に描かれた図案をご覧いただけます。
二つ目は、町内に滞在した町外の映像作家5人がそれぞれ手掛けた短編を上映する「SHIRAOI SHORT SHORT―ドキュメンタリーで紡ぎ出す、五つの白老の物語」。作品では、白老の人の歩みやお店の成り立ち、自然の営みなどをドキュメンタリーで表現しています。10月12日~14日の夜には、白老小学校と虎杖小学校、白翔中学校の校庭で屋外上映も行う予定です。お店に並ぶ本と作品鑑賞とで、感性が研ぎ澄まされそうですね。
(広報担当・八木皆実)
(終わり)
メモ 「No Message」は、またたび文庫2階、「SHIRAOI SHORT SHORT」は同1階に展示。いずれも11月1日まで。※詳細は公式サイト(https://www.shi―ra―oi.jp)で確認を。