カンボジアの教職員 さくら幼稚園で受け入れ 日本式幼児教育を研修 白老

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  • 2024年9月27日
カンボジアの教職員 さくら幼稚園で受け入れ 日本式幼児教育を研修 白老

 白老町日の出町の白老さくら幼稚園(和田千春園長)で、カンボジアの教職員ホール・ポッティアさん(38)が日本の幼児教育研修を受けている。同国で日本式幼児教育振興に取り組む公益財団法人CIESF(シーセフ、東京都渋谷区、大久保秀夫理事長)を通じた取り組み。10月11日まで約3週間、同園で保育に携わり、遊びや食事などの場面で園児への幼稚園教諭の対応などを学ぶ。「日本の幼児教育の強みをカンボジアへ持ち帰りたい」と意欲を語っている。

 カンボジアの幼児教育は規律を重んじる傾向にある中、シーセフでは個性を尊重する日本式幼児教育を推進している。同園の運営母体、浅利教育学園グループ(札幌市、浅利健自理事長)は、思考の柔軟な教育者を育成し、教育の質を高めようと、昨年11月に人的交流に関する合意書をシーセフと締結。同月から半年間、同学園グループの職員2人が同国の幼小中一貫校「シーセフリーダーズアカデミー」で研修している。

 ポッティアさんは同アカデミーの教職員で、同国中部クラチエ州出身。24日に来日し、25日に同園に初登園した。初日は3~5歳児約70人に迎えられ、ボール運びリレーなどで交流。「子どもたち一人ひとりの個性を大切にし、情操を育む日本の幼児教育を学び取りたい」と目を輝かせた。

 研修では3~5歳児の各クラスで、他の幼稚園教諭らと同様の業務を担う。この中で、同園教諭の園児への対応にさまざまな場面でじかに触れ、興味・関心の引き出し方、自主性の伸ばし方、園児がけんかした時の仲裁の仕方などを学ぶ。

 和田園長は受け入れについて「折々にカンボジアの話をしてもらえると、園児が海外に関心を持つきっかけになる。職員も異文化から刺激を受け、日本の教育への見方が深まる」と語る。ポッティアさんには「日本の文化を学んでもらいたいし、住民と触れ合う園行事に参加して自国文化を伝えてほしい」と期待を寄せている。

 浅利教育学園グループでは10月以降、苫小牧みらい保育園(市ウトナイ南)の職員1人をカンボジアへ派遣するという。

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