雑貨とカフェのマーケットに文化体験イベントを融合させた「カルルス温泉文化祭&LOPPIS(ロッピス)2024」が28、29両日、登別市のカルルス温泉地区で開かれる。ロッピスはスウェーデン語で「のみの市」の意味。雑貨や飲食店など約50店が出店する。
ロッピス実行委員会とカルルス温泉文化祭実行委員会の共催。文化祭では、温泉について学べる散策のワークショップやジャズライブ、モルック大会などを予定している。入場料は日帰り入浴半額券付きで1人500円。駐車場はサンライバスキー場で、無料。
両実行委の代表を務める登別市の地域おこし協力隊員、新村のりこさん(47)は「先人が切り開いてきた温泉地と湯治文化は登別の財産。みんなの宝物を次世代につなぐ思いで、心と体が温まることをテーマに企画した」と話す。
両日とも午前10時~午後4時。詳細はQRコードで確認する。
ロッピスは北欧雑貨や陶器、焼き菓子などの商品やアートを露店で販売する取り組みとして、10年に札幌市でスタート。13年以降、苫小牧市植苗の「イコロの森」をメイン会場に毎年開催し、カルルス温泉地区でも昨年10月に2日間、実施した。