むかわ町の鵡川高校(柳本高秀校長)は19日、町美幸の四季の館たんぽぽホールで、「提言発表会」を開催した。3年生48人が13グループに分かれ、地域の課題と解決方法を見いだす探求学習「むかわ学」に3年間取り組んだ成果を、1、2年生88人や来賓15人などに披露した。
むかわ学の在り方を下級生に示すとともに、提言内容を町に伝えることで学びの成果を還元する発表会。
各グループは、学習で取り組んだ多世代交流や商品開発などの経緯や内容を、スライドを活用しながら伝えた。
ペットボトルロケット大会の開催を提案した長谷川瑞季さん(17)と栗原晃太さん(17)は「今年から考えた案で、発表後、予算について指摘を受けた」と話した。
コンピューターゲームで防災を学ぶイベントを開催した三宅将太さん(18)は「小学生や保護者を通じ、防災の大切さを知ってもらう取り組みができた」と述べた。