むかわ町議会の定例会が19日、開会した。町は8月27日に発生した大雨で河川や町道で被害があり、被害金額は2673万円に上ったことを明らかにした。
町によると、河川3カ所が土砂などでふさがれたほか、町道2路線2カ所で路肩が決壊し、計440万円の被害を確認した。河川6カ所、町道18路線12カ所、林道11路線26カ所で応急的対策が必要で、1467万円の被害となった。
農業関係では、畑の一部浸水などがあり、766万円の被害と算出した。鵡川地区はレタスやホウレンソウなどの葉物野菜に泥が付着して出荷できず、雨天後の高温でブロッコリーに病気が発生する被害も発生した。
竹中喜之町長は行政報告で「補正予算を組み、被害箇所の復旧に努めていく」と述べた。
一般質問は、8人が登壇し、防災や鳥獣被害対策など幅広い分野で、町と論戦を繰り広げた。