胆振動物愛護フェスティバル 5年ぶりの開催

  • 救護室のカルテ, 特集
  • 2024年9月20日
胆振動物愛護フェスティバル 5年ぶりの開催

 今月8日、胆振獣医師会主催の第14回胆振動物愛護フェスティバルがノーザンホースパーク(苫小牧市美沢)で行われ、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターはブース出展として、参加してきました。

 このイベントは、動物愛護週間(9月20~26日)にちなんで、「動物を知ろう・触れよう・深めよう」をテーマに、ポニーや子牛との触れ合いや盲導犬との体験歩行、警察犬のデモンストレーション、パネル展示などを行い、「動物」について学ぶことができる催しで、当センターも2007年の第1回の開催から毎年参加させていただいていました。しかし、20年から新型コロナウイルス感染症対策として、イベントは中止。そのため、実に5年ぶりの開催となりました。

 当センターのブースでは、終生飼養(ケガが原因で自然復帰できずに、生涯を通じ飼養している個体)の6羽(ハヤブサ、フクロウ、トラフズク、オオコノハズク、アオバト、シメ)の生体展示、また当センターを紹介するパネルや動物の体の仕組みなどの理解を深める羽根や骨格などの標本も展示し、多くの来場者に訪れていただきました。

 来場者の中には、生体を実際に間近で見たのは初めてという方が多く、大変興味深く見られていました。じっとしているフクロウに「生きているの?」と尋ねてくれた子が何人もいて、フクロウがまばたきをしたり、首を静かに動かしたりすると「わ!」と声を出してびっくりしている姿が印象的でした。絵本や映像などで幾度となく見たことのある生き物でも、こうして目の前で生きている姿を体感した驚きや発見は、子どもだけではなく、年代を問わず多くの方々に学びある機会であることが、うかがえました。 

 またありがたいことに、当センターのイベントに参加したことのある方、出前授業を受講してくれた小学生などに声を掛けていただき、うれしい再会も多くあったひとときでした。

 来年以降も予定されている胆振動物愛護フェスティバル。「動物」への理解を深めることができるイベントに、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。

 (ウトナイ湖野生鳥獣保護センター・山田智子獣医師)

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