ナチュラルサイエンス(東京)が白老町虎杖浜で運営する庭園施設ナチュの森の敷地内で開いている企画展「ナチュの森で縄文にであう展」の入場者が17日、2万人に達した。札幌市東区の会社員、蛯子和成さん(35)が節目の入場者となり、同社取締役工園長の高畠章さん(70)から記念品を受け取った。
同展の会場は文化施設「森の工舎」で、縄文文化を親子で学ぶことができる。同社によると、入場者は開幕日の3月15日から98日目に1万人に達し、この後、87日目に2万人になった。高畠工園長は「当初は1日当たり100人とみていたので大健闘した」と喜ぶ。
蛯子さんは、同社製品のファンの妻星来(せいな)さん(36)、長女惺空(しずく)ちゃん(1)と同庭園に初めて訪れた。記念品として縄文関連の書籍やメモ帳、同社の製品などを受け取り「(選ばれる機会は)なかなかない。喜ばしい」と語った。星来さんは同展を観覧し「ポップで親しみやすい展示。子どもが興味を持ちやすい」と笑顔を見せた。
企画展は10月20日まで。午前10時~午後4時。水、木曜は休み(祝日は営業)。11月1日から来年2月24日までは冬編の開催を予定しており、高畠公園長は「縄文人の冬の暮らしに迫る内容、入場者の疑問に答えられる展示にしたい」と意気込んでいる。
問い合わせは同社 電話0144(84)1272。