安平町議会は18日、定例会を開会した。冒頭、7月31日に76歳で死去した町議の工藤隆男氏を追悼し、全員で黙とうした。議席には花束が置かれ、故人の冥福を祈った。
工藤氏は2004年8月、旧追分町議に初当選。06年に旧早来町と合併後、安平町議会の監査委員や経済常任委員長などを務めた。今年に入り、体調不良が続いていたという。
町議を代表して鳥越真由美氏が、当選前から社会教育やまちづくりに関わる公職を務めた工藤氏の経歴に触れ、「改めて生前のご功績に対し尊敬の念と感謝の意をささげ、謹んでご冥福をお祈りします」と述べた。
定例会は4人が一般質問に立ち、地域活性化やエリア放送のあびらチャンネルなどについて町の考えをただした。19日は4人が登壇する予定。