とまこまい広域農業協同組合(本所厚真町、JAとまこまい広域)は17日、厚真町錦町のAコープ厚真店で新米の販売を開始した。むかわ町穂別地区で収穫したななつぼしの「雪瑞穂」で、24日には厚真産ななつぼしの「たんとうまい」と主力の「さくら米」が入荷する見通し。
同組合によると、5キロと10キロの計300袋を入荷し、雪瑞穂の価格は5キロで2970円。昨年より約4割高くなった。全国的な米不足で1人1袋までの購入とし、約50袋が売れた。今後は新米の入荷が進み、購入数を制限することで安定的な供給ができると見込む。
新米は同JA苫小牧支所(苫小牧市若草町)の窓口でも取り扱っている。担当者は「苫小牧市内では店頭に米がないところもあると聞く。数量限定にはなるが、支所でも新米が購入できる」としており、問い合わせは同支所 電話0144(84)5117。