「君」と「さん」

  • 特集, 記者コラム「風」
  • 2024年9月18日
「君」と「さん」

 小学生の娘が、こんなことを言い出した。

 「学校で先生が男子は君で、女子はさんで呼ぶんだけど、気になるんだよね」

 なぜ、そう思うのだろう。娘はこう続けた。「心は女なのに、君と呼ばれて嫌な思いをしてる子がいるかもしれないし、体は男で格好は女子だったら、先生もどう呼べばいいか分からなくて困るんじゃないかな」

 体の性別だけに着目して呼び方を変えるのはおかしい―ということらしい。子どもの鋭い視点に感心しつつも、反省させられた。

 時事通信社の用事用語ブックでは、中学生以上は男女とも「さん」だが、小学生では男子は「君」、女子は「さん」を使うよう記載されている。当たり前のように戸籍上(体)の性別だけで使い分けてきたが、娘の言う通り嫌な思いをした子がいたかもしれない。

 では、どのように呼べばいいのだろう。娘に聞いたら、さらっと答えた。

 「みんな『さん』でいいよ。そこを分ける必要あるの?」(百)

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー