アイヌ民族文化財団は22、23両日、サケをテーマとしたイベント「知るほど深まるアイヌ文化」を白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)で開く。サケ漁や調理方法の解説、トークセッションを行う。
22日は午前11時半からポロチセで、白糠アイヌ協会(釧路管内白糠町)会長の天内重樹さんがサケ漁について語る。定員42人。午後2時からは体験学習館で、サケの解体実演と調理法の解説を行う。定員50人。いずれも申し込みは当日受け付ける。
23日は午前10時半から国立アイヌ民族博物館内交流室で、同空間運営本部長の村木美幸さんと文化庁企画調整課アイヌ文化振興調査官の内田祐一さんのトークセッション。「実りの秋のアイヌ文化を学ぼう」と題して語り合う。定員70人。申し込みは当日受け付け、参加者にヨモギやイナキビを使ったシト(団子)を進呈する。
広報担当者は「わくわくの秋を満喫して」と参加を呼び掛けている。