苫小牧 天ぷら天舟 天ぷら定食 おいしさ引き出す職人の技

  • ニュース, 当店のいっぴん
  • 2024年9月16日
旬の食材が凝縮された人気メニュー
旬の食材が凝縮された人気メニュー
揚げたてを堪能する来店客
揚げたてを堪能する来店客

  1994年4月開業の老舗。店長の船越哲治さん(66)は23歳の時、苫小牧市内のホテルの和食部門で料理人生活をスタートさせた。天ぷら一筋の職人として名をはせ、36歳で独立、今日に至る。

   旬の食材を厳選。とりわけ地場魚への思いは強い。「食材の良さを引き出し、一層おいしくする料理」と熱く天ぷらの魅力を語る。

   素材の水分量や季節、天候に左右される繊細な料理のため、常に状況を考えながら揚げている。「化学反応が面白く、揚げている時が一番楽しい」とも。

   ランチで不動の人気は「天ぷら定食」(1600円)。取材日は苫小牧産マダラにアカイカ、エビ2匹と道産ナス、壮瞥産「幻の南瓜(かぼちゃ)」、春菊のかき揚げ。植物油と米油、太香胡麻油をブレンド。調合は季節や天候ごとに変え、いつもサクサクの薄衣。根コンブベースの天つゆでいただく。

   うま味のあるバナメイエビに甘いアカイカ、ホクホク食感に甘さとコクのあるカボチャ。コメは開業以来使用の山形県産「つや姫」。

   ランチは天丼(1600円)、かき揚げ丼(1500円)も。食後のコーヒー(ウーロン茶、オレンジジュース)付き。

   苫小牧市錦町2の5の9。ランチは火・水・木曜。午前11時30分から午後2時(ラストオーダー30分前)。夜は火~土曜の午後5時から同10時(ラストオーダー30分前)。日、月曜、祝日定休。カウンター7席、個室6室(32席)。駐車場10台。携帯電話050(8892)8746。

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