―五輪最終予選を振り返って。
(日本代表として)五輪最終予選への出場が初めてだったので、楽しみな気持ちで臨み、格上を相手にチームとしては、「一つにならなければ勝てない」と意識を共有した。結果を残すことはできなかったが、いい経験となった。
試合では相手にパックを支配されることが多く、GK含め6人で守る時間が多くなるが、徹底して戦えば接戦に持ち込めることは証明できた。
ただ、それでも勝ち切れない力の弱さ、決定力不足という課題もあった。今後はトップディビジョンに昇格して定着すること。その先に五輪出場への階段があると思うので、まずはアジアリーグ全体のレベルを今大会に出場した選手たちが中心となって上げながら力を付け、そこを目指していければ。
―今季のチーム状況について。
新人の4選手が加入するなど顔触れが変わり、プレシーズンで活躍する姿も見られた。昨季から続く選手を含め、与えられるアイスタイムの中で、それぞれが結果を残さなければならない。(初戦を前に)練習ではプレースピードも上げ、しっかり準備できている。
今季は3セットで展開することも多くなると思うので、体力面でのケア、コントロールも必要になってくる。相手にパックを持たせつつ、奪える場面でしっかりパックを取り返してカウンターも狙っていきたい。
―今季の個人目標は。
(主将として)チームが目指すシステムやプレーを先頭に立って表現し、優勝に導きたい。成績は1試合1ポイント以上を目標とし、スコアがビハインドの時や、試合の大事な局面で得点につながるようなプレーをしていく。
―初戦に向けて。
アイスバックスは力のあるチームだし、すでに初戦を戦っているので、こちらから仕掛けなければならないと思っている。チャレンジャーという気持ちで戦い、目の前の1試合1試合に全力で臨んでいきたい。