安平町は10日、アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道と連携に関する包括協定を締結した。同日、町役場で締結式が行われ、及川秀一郎町長とレッドイーグルス北海道の竹俣一芳社長が協定書を取り交わした。町がプロスポーツチームと協定を締結するのは初めて。
連携項目は▽スポーツを通じた観光および商業振興▽子どもたちの健全育成▽福祉健康寿命の増進―など9項目。同チームは町スポーツセンターで合宿を行っているほか、今年は町の一大イベント「あびら夏!うまかまつり」にブースを設置するなど関係を深め、協定締結に至った。
同チームが自治体と協定を締結するのは2021年5月の苫小牧市に続いて2カ所目。及川町長は「レッドイーグルス北海道の選手と交流しながら、幅広い領域で連携することで、地域の課題解決につなげたい」と期待し、竹俣社長は「具体的な取り組みはこれからだが、地域のためになる活動をしたい」と述べた。