白老文化観光推進実行委員会(熊谷威二会長)は、20日に白老町内で開幕する芸術祭「ルーツ&アーツしらおい2024」のポスター3種類を公開した。いずれも「手仕事」をテーマとし、作品制作時のアーティストの手元を撮った写真を使用した。題字には地元出身、在住の彫刻家相吉正亮さん(85)の筆字を採用している。
各ポスターの写真は、芸術祭に長く関わる刺しゅうや壁画(絵画)作家の手元を紹介しており、同実行委の広報担当者は「作品は作家の手元から生まれるので、手に注目したデザインにした」と意図を語る。題字を手掛けた相吉さんは「まちの発展につながる芸術祭に期待している。芸術祭を通して知り合えた作家との再会も楽しみ」と話した。
A2判。各200枚制作し、町内のほか、苫小牧市と登別市に掲示する。