白老町ボランティアセンターは15日午前9時半から、車いすバスケット体験会を白老東高校体育館で初めて開く。講師に札幌市の障害者スポーツクラブ「北海道アダプティブスポーツ」から苫小牧市在住の車いすバスケットボール部選手とボランティア計4人を迎える。
障害の多様性に気付き、スポーツで人生を輝かせている人がいることを知ってもらおうと企画した。町、町教育委員会後援。
車いすに乗り、選手の指導でパスやシュートを体験する。ボランティアの多様な支援に関する講話もある。
白老東高体育館には男女の障害者用トイレがあり、会場に選んだ。担当者は「車いす利用者には傷病者のイメージがあるが、仕事、スポーツ、レジャーなどで活用している人はたくさんいる」と語り、車いす体験から社会福祉に理解を深めてもらい、ボランティア活動を考えるきっかけになることを期待している。
参加無料。対象は興味や関心のある町民で、定員は30人。動きやすい服装で参加する。
申し込み、問い合わせは12日までに同センター(町社会福祉協議会内)電話0144(82)6306。